そもそも、おまとめローンとは、複数の金融機関(例えば、プロミスやSMBCモビットなど)から借りたお金をひとつの金融機関にまとめるサービスです。
このサービスを行なっている金融機関も限られています。主に、銀行系カードローンを扱っている金融機関になります。(みずほ銀行など)
おまとめローンをする利点としては、
(ただし、返済しない場合はおまとめローンを行う金融機関からは連絡がきます)
おまとめローンの最大の利点としては、『今までの金利よりも安くなる』可能性があるということです。
この理由としては、現在、借入れを行なっている金融機関と比べた場合、おまとめローンをする金融機関の利息が低い場合は『お得』ということになります。
基本的に、おまとめローンのサービスを行なっている金融機関が銀行系となるため、現在支払っている金利よりも高確率で低金利にすることができます。
また、返済する金融機関がひとつになるということで、『○日にA社、○日にB社に返済。C社には…』といったことがなくなります。また、返済忘れによる催促に怯えることもなくなります。
もちろん、おまとめローンを行う金融機関への返済が滞る場合は、その金融機関からの連絡がきます。おまとめローンを行うことにより、日々の借金に追われているような感覚から逃れられるので非常におすすめです。とくに自転車操業をされている方にとっては、一番の利点といえるかもしれません。
また、現在の収入状況により、月々の返済額が無理なく行えるようになります。今までの場合、収入のほとんどを返済に当てていた方にとっては安心して生活ができるということで喜ばれています。これにより、安心で安全な返済計画をたてることができます。
例)
たとえば、現在5社から合計450万円の借入れをしている方がいるとします。
内訳としては
会社 | 借入れ額 | 金利 | 年間利息 |
---|---|---|---|
A社 | 100万円 | 13% | 132,732円 |
B社 | 120万円 | 12% | 148,116円 |
C社 | 80万円 | 14% | 113,736円 |
D社 | 90万円 | 13% | 119,460円 |
E社 | 60万円 | 11% | 68,556円 |
このようになります。
この5社に利息を支払った場合の年間でかかる利息を計算した結果、
582,600円となります。
この高金利に対して、例えば10%のおまとめローンの金利の場合、元本の450万円は変わりませんが、以下のようになります。
借入れ額 | 金利 | 年間利息 | |
おまとめローン | 450万円 | 10% | 473,880円 |
となります。
現在のままの利息582,600円 - おまとめローンの利息473,880円をした場合、108,720円の差額になります。
おまとめローンにするだけで、年間10万円以上も節約ができます。もちろん、利息が高ければ高いほど、おまとめローンを行う金融機関の利息が低ければ低いほど、差額は増えます。
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